自他ともに認めるお父さん好きの水鬼です。
直吉のお披露目の所がね、もうね。
碁盤からぴょん、と飛び降りる直吉を直之が受け止める所とか、「鯛じゃ、鯛じゃ」って言いながらおんぶする所とか!
あの睨み鯛に静まり返ってる場での直吉の「鯛じゃ、鯛じゃ!」にじーんと来た。
何て空気読む子なんだ・・・w
まぁ、正直言うとね。直吉の気持ちの方がよく分かるんですよ。
直之はちょっと真面目で、誠実すぎて、理解されにくい人。そういう人っていっぱいいるけど、でも大概ほんとは良い人なんだよー、ちょっと真面目すぎるだけなんだよー、みたいな所を精一杯訴えるように描かれてると思うんですよねー。三成しかり。
直之はあんまりそういう訴えを感じなかったっていうか・・・、普通に追いかけた結果理解されにくい人、になっちゃったみたいなね。
直吉に感情移入しやすい所は否めないと思います。
直之は良いお父さんではなかったかもしれないけど、良い主ではあったと思う。
自分勝手に、やりたくてあんな事やったんじゃないんだよ、っていうのが最後に伝わって良かった。
「可哀そうな事をした・・・」ってセリフがすごく、何か痛々しいぐらい。
あの最後のおんぶに色んなものが詰まってて、あそこだけで泣けた。
辛く当たったけど、でも大好きだよ、みたいな家族愛が伝わってきました。
お父さんって良いよね。
決して、堺さんだけのつまらないホームドラマではないです。
勿論、堺さん良かったけどね!食べるシーンがいっぱいでかわいかったです。もごもごしてるのかわいいよおおぉ。
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