いやね、大王の遺言ってあれだよね。サジの目の前で書いたやつだよね。
どっかに本物があってすり替えました!とかじゃなかったよね。
サジはあれを見てたし、あれに美古都が次の大王って書いてあったらサジは知ってることになるわけで、「あの女が大王になるとは意外だった」とか言ってたのは・・・ん?
サジは惜春の部屋でも書物ぱらぱらしてたけど、読んでるっていうより眺めてるだったし、あの遺書も読んでるようで読んでなかったってこと?
いや、飛頭蛮を焚き付けるためにわかっててわざと、ってこともあり得るっちゃあり得るんだけどね。
でもサジならどっちもアリだなぁ、とか。
賢いんだけど、砂漠の民で暗殺だけに生きてきた子だし、文字なんか読めなくても~みたいな気もしなくはない。
あぁ、それにしても蛮心教には癒されるよね。ていうか前半癒しだ。
脱獄シーンの土門は10年幽閉されてこれからいざ復讐!には思えないテンションだし。
何せあそこ、ツッコミ不在すぎてサジがツッコミに回るぐらいだもんな。
しかし、姫様は蛮心教のツッコミ担当だと思ってます。蛮心教の日常とか萌える。
もちろん、みんな大好き(?)道活様最高です。なんぼの\もんじゃーい!/
もう道活様のあのコメディのキレはなんなのかとw憎めなさすぎる。
この話で憎むべき悪役ってひとりだよね。見てる側からしたら。
それに引き替え後半、特に終盤の切なさったらない。
飛頭蛮の被毒から最期までサジの笑顔が自棄に見えて痛々しい。
「わかりたくない!」っていうあれは自分に言ってたように聞こえた。わかっちゃいけないんだと言い聞かせるような。サジは自分の矜恃を必死で守ろうとしてたんだよね。そういう意味では清廉に過ぎた。
「俺にはお前が必要なんだ」「君の復讐のためにはね」ってやりとりもあったし、生温い感情で必要としてくれるなって感じだよね。その割に、ちょっと揺らいでる感じがしたりして。だからこそ必死になってたんだろうけど。
あぁ、切ない。次こそ幸せになるんだよー!
そして刀衣の殺陣美しすぎる。ほんと、もう、なにあれ!あんな流れるような殺陣・・・!
あちこちで、飛頭蛮の目が碧いっていうのを見るからアップシーンガン見してきたんだけどわからなかった。
黒・・かった・・・んだけど、どっかに碧い目の飛頭蛮がいるんですか?
なにそれ萌える。見たい。
誰か生存ifとか、転生パロとかやってくれないかなー。←自分でやれ
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