後巷説百物語読了。
巷説のことだから最後はきっと切ないんだろうなぁ、と覚悟してはいたんですが・・・。
風の神では案の定泣いた。
百介先生は小夜と出会ってまた生きられたんですね。良かった。
「又市達といた頃は生きていた」っていうのが、すごく泣けた。
嗚呼、やっぱり先生はお仕合わせじゃなかったんだなぁ、って。
先生は小夜をほんとにほんとに大事にしたんでしょうね。あんな事になった子が、綺麗に笑えるようになったのはやっぱり先生の力ですよね。
又市さんの先生への信頼は相当だったと思う。あの又市さんが堅気で信用できる人ってだけで尋常じゃない。
やっぱり何かしらの絆はあったと思うんですよねー。最終的に又市さんが頼ったのは結局、先生だったんですからね。
ラストシーンのあれはやっぱり、来てくれたんじゃないかな。そう思いたいよね。
「最後の大仕掛け、ご苦労さんで御座いやした」って所ですかね。
思い出したら泣けて来た・・・。風の神まじやばい・・・。
覚悟してたのになぁ。そうなるだろうなぁ、とは思ってたのに・・・。
それでもやっぱり駄目ですねぇ。いや、あれは、不意打ちだった。最後の最後で泣いた。
ともあれ与冶郎さんには拍手を送りたい。知らずとは言え、よくやったと言わざるを得ない。
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